江田駅のイメージって?
田園都市線の急行停車駅、たまプラーザ、あざみ野駅に続く各駅停車駅で、駅の周りには、大きな商業施設がないため、マイナーなイメージがある一方で、「学園都市」であることは知っていますか?
江田駅の朝夕は、駅から徒歩圏内にある慶應義塾横浜初等部、県立荏田高等学校の生徒をはじめ、駅ロータリーからスクールバスに乗る桐蔭学園小学部の学生たちで活気あふれています。
学園都市を裏付ける理由は?江田駅の一日の乗車数にあった!
東急電鉄の江田駅の一日の乗車人数も年々増加傾向にあります。東急電鉄の資料によると、2016年度、江田駅の一日の平均乗車数は 37,922人です。内訳は、定期入場者数27,308人、切符入場者数10,614人となっています。2013年度は、36,525人。内訳は、定期入場者数25,978人、切符入場者数10,547人となっています。切符入場者数には、あまり大きな変化はないものの、定期入場者数は3年間で1,330人と確実に増えていることが証明できます。
「学園都市」として成長しつづける理由
以前より、県立荏田高等学校、桐蔭学園小学部の学生であふれていた江田駅ですが、さらに成長のきっかけになったのは、慶應義塾横浜初等部の存在です。
2013年に慶應義塾横浜初等部が開校されました。2018年度の募集要項によると1学年の募集児童数は、男子66名、女子42の計108名と記載されています。2013年から江田駅の定期利用者数が毎年約100名ずつ増えていく計算です。慶應義塾横浜初等部の小学生もそろそろ6学年に達するので、一日の平均乗車数も大きな変化はみられなくなってくるかもしれません。
それ以外の増加理由として考えられることは、単純に江田に住んでいる人が年々増えているということです。世代交代も始まっているかもしれません。
さいごに
江田に長く住んでいる地元の人でも、まだ「学園都市」という言葉にまだあまりなじみがないかもしれません。
「江田」イコール「学園都市」はまだ始まったばかり。江田駅を利用した子どもたちが卒業し、大人になった時に、帰りたくなる街になっていることを願います。
帰りたくなる街 江田